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成長抑制効果のある白髪染め発売

 プロ用ヘアカラーを多数開発してきた(株)テーユーは髪が伸びない白髪染めを販売すると発表した。

 化学薬品を使わない「香草カラー」は2010年代から使われてきた。従来品よりも地肌や髪を傷めにくいが、色合いの調整が難しく、髪が伸びてくると毛根付近の白髪が逆に目立つことがあった。
 テーユーは年輩女性の髪についての悩みを詳細に調査、その結果「伸びると目立つ白髪」と「コシ・ハリがなくなる」の2点が圧倒的に多く、「髪の量が少ない」は5%にも満たなかった点に着目した。

 テーユー房歩作常務によると「男性は白髪よりも増毛に目がいくようですが、女性はそうではないということです。白髪を染めつつ、さらにコシ・ハリを出すことが香草カラーには可能ですが、結局伸びてしまえばまた染めなければならないという悩みをみなさんお持ちだということが分かりました。そこで髪の伸びを抑制する薬草を探し、それを配合することで髪の伸びる速さを遅くすることが可能になりました」とのことだ。

 コシ・ハリが戻ればトップの部分がふんわり持ち上がり、髪の分量が少なくてもそれほど気にならなくなる。さらに伸びなければ生え際の白髪も発生が抑えられる。

 「カットの需要が減るのでは」という心配の声には「定期的にこの染め材を使わなければ通常通りのスピードで伸びるためカットより単価の高い染めの需要がさらに発生するし、全く伸びないわけではないので定期的なカットは必要。また伸びなくても毛先のケアも必要になるのでカット需要が減るという心配はない」とテーユーでは説明している。

 「ノーシラガノープリン」の商品名でサロン専用に発売される。従来の香草カラーとほぼ同じ料金の予定。

投稿日: 2013/01/13 22:35:58 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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