人の話を聞かない中高年男性増加

 最近、人の話を全く聞かない中高年男性が増加している。今年の4月に国立長寿健康研究所が発表した、「ネガティブな話を聞くと病気になる」という理論を極端に解釈して、何かにつけて、「あ、その話はネガティブだから自分は健康のため、聞かない。」と人が話そうとすると全てさえぎってしまうらしい。女性に関しては、もともとおしゃべりや愚痴を言い合う友達がいて訓練しているため、この傾向は出ていないという。

 もともと話を聞かないと言われてきた中高年男性の特性が更にエスカレートした形だが、その弊害も大きい。

 家庭やコミュニティ内などで、これまでも「話を聞かずに自分の話だけ一方的にする」という性向によって孤立しがちだった彼らがますます孤立してしまう事態が起きているのだ。

 「健康」を取るか、それとも「人との融和」を取るか、二者択一を迫られる中高年男性が増えそうだ。

投稿日: 2012/08/27 14:31:29 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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