今度は、3Dフードプロセッサーを発売

 ウエア用三次元(3D)プリンター「i -Loom」で話題を呼んだアップル社が、今度はコンピュータで生成された3次元の形状データをもとに料理を造形するフードプロセッサー「i-Food」を発売した。

この料理用3Dフードプロセッサーはコンピュータ上でもとに、料理を作り上げる機械だ。

 もう少し詳しく説明しよう。
コンピュータ上で生成された3次元の料理データは水平方向で約1㎜の厚さにスライスしたデータに分解する。
 次に、そのスライスされたデータを造形テーブルの上にパウダー状の食材をまき、そこにレーザー光線で熱を与えて硬化させ1㎜の厚さのスライスした料理を作り上げたあと、テーブルを1㎜下げる。
 その上に再び、食材のパウダーをかけて次のスライスした形状データを使ってレーザー光線で硬化させる。そうしたプロセスを繰り返して、料理の作り上げるというものだ。
 こうした技術は21世紀の初頭には光造形、焼結造形など呼ばれる技術として、工業製品などの試作には広く使われてきたが、食品分野では今回が初めてだ。
 このフードプロセッサーを使えば、料理のときに油が飛び散ることがないので、キッチンの油汚れを見て見ないふりをしてきた一部の主婦には好評のようだ。

投稿日: 2012/03/31 19:06:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン