東京高速道路株式会社は３日、同社が管理する都内の一部の高速道路の下に巨大物流倉庫を来年から建設開始すると発表した。
同社の大山薫堂社長は、「現在の、都内の物流拠点不足を補うには、弊社の管理する高速道路の下を使うのが一番と考えた。道路の下に施設を作るため土地の購入代がいらないので収益性が極めて高い。高速道路の下に倉庫を作る方法については弊社で5年以上研究を積み重ねてきており、ノウハウは十分ある。」と述べた。
倉庫業の専門家のStewart Kobol氏は、「いつも高速近くにある倉庫が便利だと思ってきたが、まさか高速道路の下に倉庫を作るという発想には至らなかった。土地購入代がないので、安い値段で物流拠点を提供できるし、物流に最も適切な土地に倉庫を建築することになるので、高速周辺の倉庫業者にとっては大きな脅威となるだろう。」と話している。
投稿日: 2012/09/19 01:00:21 (JST)
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