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カラオケ機器が進化、曲名入力不要に

 業務用カラオケ機器の製造販売の大手、エクシング興商(株)は6日、進化したカラオケ機器を開発し、来月にも全国のカラオケ店に導入すると発表した。この新たなカラオケ機器には、「アカペラ追いかけ伴奏モード」というモードがついている。このモードのボタンを押した状態で、アカペラで何か曲を歌い出すと、すぐにカラオケ伴奏が追いかけてくれてカラオケがスタートするという。

 デモ機器で早速、試させてもらった。左手でマイクを持ち、右手でリモコンの「アカペラ追いかけ伴奏モード」を押しながら、「き~み~があ~よお~は~」と日本の国歌を歌い出して見た。するとすぐさま「ドゥルルルルル・・・・」という伴奏が始まり、「千代に~、八千代に~」では完璧に伴奏がついてきてくれて「君が代」のカラオケになり、最後まで曲を歌うことが出来た。

 同社広報によると、同モードでは、アカペラの曲の歌い出しのパターンをコンピューターが解析し、ほんの数秒で、登録されている多数の曲の中から該当の曲を選び出して、伴奏が始まるのだという。また、数秒のうちに選び出しが完了しない場合には、モニター画面上に候補がいくつか提示され、そこからタッチパネルで選ぶことも出来るが、そのまま歌い続けていると多くの場合はさらに数秒後には一つを選び出して伴奏してくれるという。

 これで、曲名を知らなくても歌い出しさえ知っていればカラオケが出来ることになる。また、曲名を知っていても、面倒な入力をしないで済むというメリットもある。デメリットとしては、前奏から音楽を楽しむことが出来ないくらいだろうか。

 このモードでは、大人数でもスイスイと多数の歌を歌えることが期待できる。カラオケ発祥の地の日本から現れた、21世紀型のカラオケ機器とも言えるだろう。これからの年末、忘年会でのカラオケがますます楽しくなりそうだ。

投稿日: 2013/08/12 17:22:39 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

これ、早く欲しいですね~。曲名探すのは確かに面倒くさいです。

オラクル (日付:

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