キャラクター窓ガラス、総務省消防庁とコラボ

 「究極の建材しか扱わない」がキャッチフレーズのアルティメット建材は「キャラクターガラス・動画シリーズ」のベテラン医師キャラクターを対象に「救急車を呼ぶ前に」機能を無償で追加することを発表した。総務省消防庁の依頼によるもので、このシリーズとしては初の官民合同事業となる。費用は総務省とアルティメット建材が折半して負担する。

 現在、救急車を呼ぶか否か迷うときは、各地の救急相談センターへ電話で相談することになっているが、電話がつながりにくかったり、慌てていて正確に症状を伝えられない場合もある。アルティメット建材は「医療知識をもったキャラクターの動画シリーズを導入されたお客様を対象に、この相談機能をメモリに追加する」と説明している。
 例えば、ピノコとともに人気のあるブラックジャック本人の動画シリーズの場合、症状を伝えたり患者の状態を見せると「もたもたするな!すぐ救急車を呼べ!」「頭を低くして寝かせて様子を見ろ」「わきの下を冷やせば熱は下がる、明日の朝イチで病院へ連れて行け」「…仮病だ!」など的確な指示をくれるという。

 テスト段階で使用したAさんは「子供がよくひきつけを起こすので心配だったのですが、冷静な声で指示してくれて助かりました。すぐ病院へ行くべきときと、そうでないときのデータが豊富に入っているそうで…本当に感謝しています。ブラックジャック先生に大丈夫だと言われると子供も安心するようで、すぐ落ち着くこともあります」と感激しきり。

 希望者はアルティメット建材オプションセンターへ連絡。遠隔操作で機能を追加してくれる。アルティメット建材は「今のところブラックジャック、Dr.テンマが対象となります。見習い医師キャラクターはキャリアが十分でなく危険なので、この機能は付けられません。ペット対応のため獣医師キャラクターについても同機能の追加を開発中で、犬、猫、鳥、フェレット…あたりは対応できるようになるかと思います」と談話を発表した。

投稿日: 2012/12/24 22:16:33 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

これはAIがあって、患者の状態を分析して指示をくれる仕様でしょうか。それとも、いわゆる「中の人」がいて指示を出しているのでしょうか? いずれにせよ、窓ガラスのむこうのキャラクターが相談に乗ってくれるのは助かりますね(^^)
「・・・仮病!」のあたりは、いつものように久野さんの小ネタが冴えていると思います。

オラクル (日付:

キャラクターの経験値によるらしいですが、日々データが遠隔操作で更新されているそうです。
仮病の見極めはかなり難しいですが、仮病と診断した後、ブラックジャックはちゃんと「何があった?」とフォローしてくれるんだそうです。精神的なものが大きいですからねー、仮病って。

久野香奈 (日付:

仮病だけでもそれだけ掘り下げられるとは!もっと久野香奈さんの記事読みたいです(^^)

オラクル (日付:

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