先月の調べで、全キャリアで国内のスマートフォンメーカーが大幅にシェアを落としてきていることが判明した。昨年秋の、国内最大シェアを誇るドコモからのiPhone発売により、ドコモユーザーのかなりの割合がiPhoneに移行中であり、その結果国内メーカーが大幅にシェアを落としてきているという。
その結果、国内メーカーでは一気にスマホ製造から撤退が進むものと見られている。ある国内メーカーの携帯マーケティング担当者は、「打つ手がない。世界でも日本メーカーは圧倒されているのに、国内までもこの状況になってしまったらもう、売る場所がない。」と語った。
ある携帯業界に詳しい専門家は、「ドコモからのiPhone発売発表の段階で当然予想されてはいたが、ここまで急激に影響が出るとは、想定以上のインパクトだ。日本ではiPhoneがこのまま標準になるだろう。世界的にはサムソンとiPhoneのシェア争いが続くだろうが、日本ではiPhoneの圧勝がしばらく続く。今後国内メーカーは、ウェアラブルなど、新たなアイデアに基づく製品によって新たな市場を開拓するしかないのではないか？」と述べている。
投稿日: 2013/09/08 13:19:20 (JST)
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