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特定のハチミツでピロリ菌を除菌

 東京東海大学医学部長寿研究所は12日、胃潰瘍や胃がんの原因の一つとされるピロリ菌に対して、ニュージーランドで取れる、マヌカトゥリーのハチミツ(マヌカハニー)を、一日スプーン一杯ずつ、3ヶ月摂取すると68%の人がピロリ菌を除菌できることがわかったと、12日付の英医学誌で発表した。

 これまで、マヌカハニーについては、ピロリ菌抑制効果について注目されてきていたが、大規模な実証実験が行われたことがなく、実際の効果については疑問もあるという声もあった。しかし、今回の発表によると、1000人程度の被験者と、1000人のプラセボによる対照群となる人に対して実験が行われており、世界初の大規模実証実験がなされたということである。
 
 同研究所の甘利健二教授は、「今後マヌカハニーがピロリ菌を抑制する仕組みについて解明していきたい。今回用いたマヌカハニーは、ユニークマヌカファクターという、マヌカハニーの中の特定有効成分の指数が15以上のものだけを使用した。」と述べている。

投稿日: 2012/12/14 12:33:35 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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