全国農業研究機構(JARO)は、セシウムと反応して黒く変色するコシヒカリを発表した。
8年前の原発事故で東日本の稲作が大きなダメージを受けたことを受け
政府や自治体による不透明な検査ではなく、誰にでも分かる形での米の安全性が
叫ばれてきたことは記憶に新しい。
これを受けJAROでは、米粒の中に含まれる一定の放射性物質が放出する放射線が
通常よりあえて多く組み込まれている変色遺伝子を破壊することで
特定の色を発現させ、直ちに影響のあるレベルの米粒を目視で判別することを可能にした。
開発チームのリーダー米所博士は「どんな色でも発現可能だが、多量の米の中で見分けやすくする為、まずは黒で発現するようになっている。本研究結果が人々の健康に繋がることを切に願っている。」と語った。
投稿日: 2011/12/30 15:17:45 (JST)
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