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回転外食屋が隆盛に

「はい、流れていなものは御注文を」
「じゃあ、シフォンケーキをお願い」

一昔前は、回転して廻ってくる食事を提供する外食屋は、ほぼ回転寿司に限られていた。ところがここ数年、それがどんどん他の外食に及んできている。回転ワンコそば、回転飲茶、回転ドーナツ屋、回転サンドイッチ屋、回転ケンタッキーフライドチキンなどなど。

この背景には、不況による食費節約やメタボリック対策のダイエットとして、必要以上に注文しないし食べないというはやりがあるのだろう。なるほど、普通の外食では、おなかがすいていてついつい大盛を注文したはいいが、最後は無理して食欲以上に食べすぎてしまったという経験は誰しもあるだろう。あるいは、派遣社員が増えて独り外食が増えたこと、時間雇用労働者の増加で昼食時間を節約したい事情もあるだろう。

また、レストラン側でも、不況による人員削減も兼ねて、ウエイトレス不要の回転外食屋は旨みがあるという。さらに背景には、回転寿司で広まった回転カウンターが機器会社の競合で廉価で提供されるようになった事情もある。

そういえば、明日はバレンタインデーだ。彼氏にチョコをプレゼントする代わりに、回転チョコレート屋に連れていくなんていう女性はいるのだろうか。

投稿日: 2010/10/27 21:38:19 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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