日本のロボットでアフリカゾウの密猟激減

 日本がアフリカゾウ密猟防止のためケニアに貸し出している身辺警護ロボット”SATO-SAN”によって、密猟が10分の1以下に減っていることが9日、判明した。

 SATO-SANは、もともとは日本の警察で使用されていた身辺警護ロボットだが、ケニアへの貸し出しに当たってはゾウ保護用にカスタマイズされ、”SATO-SAN-DA-ZOU”バージョンとなっている。これには、密猟者がゾウに接近して銃や毒矢で撃とうとすると、即座に何体もが集まってゾウをガードできる機能がある。銃に対しては日本製の超強力ボンドを正確に発射することで無機能化できるし、毒矢に対しては瞬時に超高性能ジェット水噴射器”MIZU-DEPPO”で狙い撃ちして、たとえ毒矢が発射された後でも撃ち落とせる。

 その上、犯人の顔写真などの情報を徹底的に収集したり、犯人に追跡用の超小型ナノマシンを大量に吹きかけて、後に位置を特定できるようになっている。これらの機能によって、密猟団が次々に摘発されている。

 ケニアのマサイマラ国立保護区で密猟行為を監視するレンジャーの、ジャック・ボーマンさんは、「これまで解決策が全く見当たらなかったが、日本から来たSATO-SANが強力な援軍になった。仲間も沢山殺害されてきたが、SATO-SANは仲間も守ってくれるので大変助かっている。国立保護区内では我々と、一般観光客は専用IDカードを持ち歩くことになっており、SATO-SANは敵とみなさないようになっている。」と話す。

 アフリカでSATO-SANが活躍していることを受けて、世界各国からSATO-SANについての問い合わせが殺到しているという。

投稿日: 2015/10/10 00:30:13 (JST)

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