投書:「僕も日本を出ます。」(25歳・男性・技術職)

 私はこれまで、ずっと日本で頑張ろうって思っていた一人です。でも、もう、これ以上我慢ができないとあるとき思いました。

 もう日本は高齢者のための国になってしまいました。私たち若年層は税金、年金等でどんどん収入を高齢者に実質的に吸い取られています。でも、僕らが高齢になったときにはそれらは全然戻ってくるはずもない。日本社会はこのままだと収縮していくし、高齢化はもっと進む。

 技術者としてはまだ3年目ですが、入社してやっと海外勤務のチャンスがめぐってきました。昔は生産拠点はアジアでも研究部門は日本という風に相場が決まっていましたが、今や研究部門も海外です。4月から現地の研究所に配属されることが決定したのです。

 まだ結婚もしてないので余計に気が楽ですが、海外に行ったらどんどん現地の人脈を作って、いつでも本格的な海外移住ができるような手はずを整えたいと思います。

 場合によっては結婚も現地の人としてみたいです。日本の女性よりは要求度が高くないので意外に上手く行くかもしれません。もう日本では2組に1組は離婚するので、日本人と結婚することのリスクの方が国際結婚のリスクよりも高くないように思っています。

 いずれにしても、日本を出ることができるのがとても嬉しいです。10年位は戻ってこない予定です。

 会社がこういうオファーをしてこなければ、一人でも海外に行こうと思っていましたから、僕はとてもラッキーです。

投稿日: 2012/02/26 19:13:32 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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