都庁舎建て替え予算を都議会が否決

 石原都知事が提案していた都庁舎建て替え案について、都議会は3日、全会一致で否決し、これにより都庁舎の建て替えは事実上困難となった。

 都議会議員の一人は、「もう東京都にはそんな金はない。都庁舎は単純に解体すればいいだけのことだ。都知事の記念碑を建てる習慣はもうやめるべきだ。」と吐き捨てるように語った。

 都庁舎の建て替えができない場合、現庁舎の雨漏り修理をするか、または解体して都庁はどこかのビルのオフィスを借りることになるが、雨漏り修理には最低でも数百億円以上かかるため、後者の選択を取らざるを得ないことになると関係者筋では見ている。

投稿日: 2011/12/11 01:23:29 (JST)

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