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「最後のデジタルイミグラント」世界最高齢の豪女性、118歳で死去

世界最高齢としてギネス世界記録に認定されていたオーストラリアの女性、マース・フィクスさんが12日、北部ケアンズの自宅で老衰のため死去した。118歳だった。フィクスさんは1989年10月13日生まれで、デジタル機器のない環境で生まれ育ち、人生のある時点でデジタル機器に出会った「デジタルイミグラント」として世界で最後の一人とされていた。フィクスさんは9歳の時に初めて自宅にコンピュータが設置されるまで、デジタル機器のない環境で過ごしており、そのことを鮮明に覚えていた。昨年のインタビューで「インターネットがない時代はどのように過ごしていましたか」と問われたフィクスさんは「テレビを見ていました」と答えた。一般的に、デジタルネイティブは1990年以降に生まれた人であるとされ、それより前に生まれた人がデジタルイミグラントであるとされる。実際に、フィクスさんに代わって世界最高齢となったシンガポールの女性、エルベンス・ウェーミチャックさん(1991年1月23日生まれ、117歳)は幼少時から自宅にデジタル機器があったという。フィクスさんの死去を受け、シドニーに本部を置く世界情報学会は13日、「世界に住む存命の人物全てがデジタルネイティブになったとみられる」と宣言した。しかし、これに異を唱える人もいる。日本の熱田帆市さん(83歳)は取材に対し、自身の115歳の母について「母が幼少の頃は家にデジタル機器がなかった。母こそが真の世界最後のデジタルイミグラントだ」と述べた。

投稿日: 2023/02/22 22:15:32 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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