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「エニグマ錯視」老眼予防トレーニングに有効か?

 トロクス神経病学研究所 視覚神経科(米アリゾナ州)は、「エニグマ錯視」を静止画としてとらえることで、老眼の進行を遅らせるトレーニングとして、効果があると発表した。

「エニグマ錯視」とは、静止画が動いて見える目の錯覚のことである。錯視原因は、”マイクロ・サッカード”(固視微動)が引き起こしているとする研究結果が、1981年に発表され、その後、錯視が起こるメカニズムについては研究がなされてきたが、メカニズムを解いていく過程の中で、老眼予防トレーニングの効果が見つけられる結果となった。

 マイクロ・サッカード(固視微動)とは、一点を注視しているとき、目の動きは止まっているように見えるが、実際には小さな動きを絶えず行っていることを指す。マイクロ・サッカードには、ドリフトとトレマ、フリックがある。

ドリフト:小さな滑らかな動き。
トレマ:非常に小さな高周波の振動。
フリック:小さな跳ぶような動き
     (跳躍運動・サッカードを小さくした動き)

 マイクロ・サッカードは単なるノイズではなく、空間上に浮かんでいる眼球の方向を一定に保つための動きや、網膜像を鮮明に保つための動きと考えられている。

 フリックは神経のインパルスを反映しているとも考えられ、脳内の視覚情報処理機構を考える上で、見過ごすことのできない眼球運動である。このような、眼球運動(目が1点を注視する際に行なわれる小さな運動)を抑制したところ、エニグマ錯視の特徴である、ちらつく、回転しているかのように見える画像が静止したままに見えたと、被験者らは報告したという。被験者らの報告を受け、トロクス神経病学研究所 視覚神経科はこの発表に至った。

 同研究所 バロー博士(62)は、「新聞を読むのが大好きだったが、最近は老眼が進み、少々おっくうと思う日もあった、今からでもトレーニングに励み、いつまでも大好きな新聞を読み続けたい」と語った。

投稿日: 2013/07/29 14:43:50 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

あっどうも、久野です。未来新聞のマークがこれになっちゃったのかと思って焦っちゃいました。不思議ですよねー、うにゅうにゅ動いて見えます。これ、きっと専用トレーニングジムとか出来ますね。
あれ?本当に未来新聞のロゴマーク変わっちゃってる!前の地球崩壊みたいなの好きだったのに。社主は株主の了解得たんですかね?街の声を取材してきますね。あれ好きだったのになあ。

久野香奈 (日付:

未来新聞をBookマークしてあるんですが、アイコンがいつの間にか変わって、探してしまいました~。なんだかPOPな感じになりましたね。久野記者同様、私も前のロゴ(文字体)が知的な感じがして好きでした。これはこれ、なんですけどね。。。
しかし、このエニグマ錯視、どう頑張っても動いちゃうんですが、どうしたら静止して見えるのでしょう?
あっ・・・それがトレーニングなんですね(笑

山石木綿希 (日付:

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