厚生労働省は３日、近時話題になっている、いわゆる「シャーマン医療」について、二重盲検法を用いて大規模な調査を行うことを決定した。
シャーマン医療は、具体的にはシャーマンと呼ばれる、霊感や特別な精神状態、精神のトランス状態に身を置き、 神霊と交信する宗教の職能者や指導者の類系に属する人々が、トランス状態で行う治療体系であり、比較的文明が未発達な地域に多く見られるものである。
このシャーマン医療について、単なるカウンセリングを受けた場合とどのような有意な違いがあるかについて１０００人規模での調査を行うのが今回の決定の内容である。
この調査では、ニューギニアやフィリピンの、現地でも有名なシャーマンを招く予定だ。
医事評論家の堺茂氏は、「前代未聞の調査だが、どのような結果が出ても我々は謙虚に受け止めるべきだ。」と述べた。
投稿日: 2010/12/15 21:51:58 (JST)
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