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スペインの宝くじ当選の町が混乱・停滞

【ブリュッセル共同】スペインで1800枚の1等全てが発売された北東部の町グラネンが、もう大変な事態になっている。
 スペイン中から賞金を目当てで、グラネンの人々の親戚たちにとどまらず、全く関係のない犯罪集団など様々な悪人たちが集まり、金を奪おうとして虎視眈々としている。
 既に町の真ん中にあるバーでは、当選金をめぐっての喧嘩で負傷者が出た。
 また、グラネンの人々の中でも、普段から宝くじを買わない堅実な生き方をしていた人たちが意欲を失い、公共施設などでのサービスが低下し、ゴミなどの収集が滞って悪臭がするようになっている。
 それに加えて宝くじが当たった人たちも労働意欲を失って、遊びほうけるようになったため、町は堕落した雰囲気に包まれ、勤労意欲がある者はむしろ珍しい状態になっている。
 733億円は町の人口1人あたり、4000万円。このような大金が一時に舞い込んだ例は世界でもない。このような状況で人間がどのような変化を遂げるのかに注目が集まっていたが、早くも悪い影響が出始めている。

投稿日: 2011/12/28 01:32:19 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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