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純和風電気自動車「京」

 究極の車しか扱わない、がスローガンのアルティメット自動車は23日、純和風デザインの電気自動車「京」(きょう)を発売した。

 「京都の宮川町通り(写真)に停めた場合にもっともしっくりくる」、をコンセプトに作られた京は、外装色が「漆黒」、「抹茶色」、「あずき色」、「空色」の3色で、内装色は、「畳色」、「珪藻土色」、「和紙色」、「朱色」の4色となっており、組み合わせを自由に選べるようになっている。

 通常の和室と同じく、靴を脱いで入ることが予定されており、床はイグサを特殊ゴムでコーティングした素材から作られる畳地となっている。運転者は、専用の和風運転靴を履く必要がある。

 シートもイグサから作られた特殊繊維によって編みこまれた専用の和風のもので、拭くだけで汚れがすぐに取れる仕様になっており、5年ほど使用した後にはいわゆる「表返し」を行うことで、新品同様の青畳の爽やかさを再び味わえるようになっている。

 ドアの内側や、ハンドル、メーター周囲などに漆コーティングを多用し、クラクションについては、京都来迎院の鐘の音(http://www.youtube.com/watch?v=z2y_i85WYgk&feature=related )をできるだけ忠実に再現したもので、聞いた人に対して警告を発しつつも、落ち着いて行動できるよう促す効果があるという。

 また、電気自動車に義務付けられる走行音は、「そうだ、京都へ行こう」で有名なJR東海のCMで使われた、“My Favorite Things”(http://www.youtube.com/watch?v=c4xR80qURpI )(http://www.youtube.com/watch?v=GN5KMAXkmx0&feature=related )が採用され、この車が通るたびに通行者はゆったりとした気分になれるようにした。

 電気自動車としての機能は、通常の電気自動車と同程度の性能であり、充電ステーションなどの通常の電気自動車と全く同じように使用できる。

 グレード、価格は398万円の一種類のみで、全国のアルティメット自動車のディーラーで発売される。

投稿日: 2011/11/08 17:43:48 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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