背中合わせ円形配置シートが会議でも導入へ

 約4ヶ月前から首都圏の通勤電車で導入された、背中合わせ円形配置シートが好評だ。多少混雑した電車でも、他人の飛沫がかかりにくいため、安全意識の高い乗客は、背中合わせ円形配置シートのある車両を選んで乗ることが多いようだ。ここにきて、このシステムを社内会議でも導入する会社が現れてきているという。会議室で、テーブルと椅子を従来のようにコの字型に配列せずに、まずは椅子を外向きに円形に配列し、各椅子の前に小さなテーブルをおのおの置き、テーブルにカメラとモニターを設置するのが基本だ。

 こうした逆円卓(?)会議では、各人がモニターに向かってしゃべるものの、他人がしゃべっている声が聞こえることがメリットであり、zoomやスカイプを用いたリモート会議に比べて臨場感が増すという。しかも、口角泡を飛ばすような興奮した議論をしても、飛沫は外に向けて飛ぶために他人にかからないという点で、従来のコの字型と異なり飛沫感染のリスクが減る。
 
 この逆円卓会議、わが国発のシステムとして、まだまだ新型コロナ禍がおさまらない世界全体に向けて、流行していく予感がする。

投稿日: 2020/04/20 18:47:28 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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