経済産業省は先月３０日、全ての上場企業に対して、もともと予定していたイベントなどを、計画停電や資金難などの合理的理由がない限り中止しないことを求める通達を行った。
大震災以来、多くの上場企業がイベントやCMなどを自粛しているために、多数の中小企業の経営が逼迫し、経済が萎縮していることに鑑みた措置だという。
同省は、十分な資力があるにもかかわらず、自粛を実行した企業に対しては警告処分とするとしている。
広告イベント会社社長（４２）は、「もっと早くこういうのをやって欲しかった。震災以来半分以上のイベントが中止になり、うちの会社はもう経営がギリギリの状態になっている。自粛自粛では、日本全体が立ち行かなくなるのは小学生でも分かることなのになぜこんなことになったのか疑問を感じる。」と今回の措置を歓迎しつつも、遅きに失したという立場だ。
投稿日: 2011/03/26 01:44:47 (JST)
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