東京東海大学は１４日、同大学教育学部の大学院に、現在研究が十分でない、体罰についての専門の学科を来春から設けることを決定した。
同大学教育学部の星一徹学部長は、「これまで、体罰については『体罰YesかNoか？』の二者択一だけが議論されてきていた面があったが、体罰にもいいものと悪いものがあるし、どのようなタイミングでそれが行われると有益、あるいはその反対に有害なのか、なども含めて科学的検証がなされないまま議論が進行してきていた。
そのため、非常に乏しい、根拠があまりない情報に基づいて、思い込みに基づいて様々な施策（例えば体罰を与えて事件を起こした高校に対して入試中止などのペナルティを与える）がある意味実験的に行われてきたということができる。
今回の体罰学科では、このような思い込みによる体罰の議論を、客観的科学的見地から払拭していく学術的研究を行う。」と述べている。
投稿日: 2013/01/25 11:33:12 (JST)
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