大企業を中心に、給料袋を復活させる動きが出てきている。
過去においては、１９８０年代前半くらいまでは給料袋を出している企業は結構あったが、その後銀行振り込みが主流になっていった。
しかし、給料袋がなくなってから企業に対する従業員の会社への忠誠心が薄くなったとする日本ビジネス大学の森川教授の論文が２０１３年に発表され、更に、給料袋がなくなったことによって、一家の大黒柱である父親がお金を家に運んでくることについてのリアリティがなくなり、それによって家庭内における父親の地位が不当に低下したとする論文もいくつか発表されたことにより、各企業で給料袋を復活させる動きが始まっていた。
会社への忠誠心の低下には終身雇用制の崩壊などが大きな理由であって大勢に影響がないとする説や、家庭での父親の地位の低下も女性の社会進出などによる地位の向上が理由であって給料袋は全く関係ないとする説もあり、今後どのような影響が出るかが注目されている。
投稿日: 2010/11/08 01:37:24 (JST)
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