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教師への「いじめ相談」の録音義務付けへ

 文部科学省は23日、全国の小中高等学校において、いじめの相談を教師が受ける際には全て録音による記録を行うことを義務付ける方向で教育基本法の改正に取り組むと発表した。

 同省によると、いじめの相談を初期段階で教師が聞いた場合に、それをそのまま放置する例が多く、これを真摯に行なっていれば防げた、いじめによる自殺などが相当あるということである。

 法改正が実現すれば、あらゆる学校において、「いじめ相談室」を設け、いじめに関する相談は全てこの部屋ですることが義務付けられる。そこでの会話は全て録音されることになり、問題となった場合には教育委員会、文部科学省、ひいては警察が捜査資料としてその内容を聴取することができるようになる。

 権利意識が弱く、教師に相談すること自体躊躇している児童が、ことなかれ主義の教師によって「大したことない」などとむしろ口封じされたり、無視/放置される事例が今後この制度の運用によって払拭されることが期待される。

投稿日: 2012/07/16 20:22:25 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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