エネッセ書店の調べで、１０代の女性が付き合っている男性を「おにいちゃん」と呼ぶ割合が急増していることが分かった。
同書店の調べによると、これまでごくわずかしか見出されず、「その他」に分類されていた、「おにいちゃん」という呼称を使用する１０代女性が急増し、一昨年で４.４％に過ぎなかったのが、昨年の段階で倍以上の９％にも上り、今後メジャーな呼称になる可能性が高まってきたという。
この現象について、男女学の権威、門田勘太郎（もんでんかんたろう）東京東海大学社会学部教授は、「これは、明らかに、いわゆる『妹系アニメ』の影響。男性の方が彼女に対して『おにいちゃんと呼んで』と頼んでいるものと考えられる。自信を喪失した男子がこの呼称で呼ばれることによって元気を取り戻そうとしているということなのかもしれない。」と話している。
原宿で買い物をしていた女子高生（１６）は、「普通に『おにいちゃん』って呼んでる。みんなそうしてるから全然不自然な感じはしない。うちのおにいちゃんは、そう呼ぶと嬉しそうにするから、それはそれでいいと思う。」と語った。
投稿日: 2012/11/14 21:17:59 (JST)
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