国立少子化研究所は４日、男性の草食化が更に加速していることの大きな原因の１つがいわゆる実名SNSにあることを突き止めた。
同研究所によると、本来肉食だった男性も、実名SNSでの人的ネットワークがあまりにもはりめぐらされたため、いざ女性を前にしても、「この子に手を出してのちのちうまくいかなかった場合、あんなラインや、こんなラインから噂が広がったり、責任を追求されるかもしれないからやめとこう。」というような心理が働くらしい。
昔から、例えばクラスや職場での恋愛は１人以上は難しくなると言われてきた。これは１人で失敗すると、次の新しい恋人を同じ場所で作るのは、しがらみがありすぎてやりづらいという理由だ。
これと同じ理由で、実名SNSでつながりができすぎると、男性の方で後からいろいろと面倒くさいことになることを想像して抑制がかかってしまい、攻撃的＝肉食になりきれないのだ。実名SNSネットワークによって事実上常に行動を監視されているような状態になっている中で、女性に対する攻撃的な欲望に心理的なブレーキがかかってしまうのは非常に自然な現象だと言える。
ある専門家は、「肉食系になろうと思うなら、心臓に毛でも生えてない限りは実名SNSでのつながりなんか全部捨ててしまった方がいい。そうすれば気兼ねなく肉食になることができる。どれだけしがらみを絶てるか、が今後の課題となるだろう。」と述べている。
投稿日: 2012/04/12 00:28:40 (JST)
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