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「イノベーション」から「画期的!」へ

 最近、「イノベーション」に代わり、「画期的!」という言葉がビジネスの世界を中心に流行している。今回の「画期的!」はこれまでの普通の「画期的」とは異なり、「!」を付けるのが特徴だ。既に”Kakkiteki!”として世界中に広まり、もはや"Kawaii"を超えるのは時間の問題と言われている。

 これは日本から始まった流れだそうだ。日本人はイノベーションと聞いてもピンと来ない。しかし「画期的!」ならピンと来る。「画期的」を辞書で調べると、「これまでとは時代をくぎるほど目覚ましいさま。新しい時代をひらくさま。」とあるが、「!」=びっくりマークを付けることで、その程度が著しいことを示すという。この高い志を示す意味合いが、なんとなく楽しそうな発音と相まって世界で流行しているのだという。

 日本で最初に「画期的!」を提唱しはじめたと言われる、アルティメット大学の道成寺宗厚教授は、「イノベーション程度を目指しても、大した成果はあげられません。もっと理想はずっと高く『画期的!』を目指すべきなのです。もちろん、地道なことをするなと言っているわけではありません。地道なことの積み上げを土台にして、画期的なことを狙う。野球で、ヒットの延長線上にホームランがあるという話と同じですね。」と語っている。

 日本初の「画期的!」ブーム、様々な業界に影響を及ぼしそうである。今後要チェックだ。(未来新聞社説)

投稿日: 2015/02/04 12:06:46 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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