ハンドルのない全自動運転の自動車が実用化されてから数年経った。当初順調だった全自動運転車だが、最近になって全自動運転車には運転する喜びがないという理由で人気が急落している。特に、もともとターゲットとされていた高年齢層が全自動運転車に乗るようになってから認知症が進む現象が発見されてから、客離れが起きている。
この問題に対して各自動車メーカーは、全自動運転車の生産を縮小し、基本的にはドライバーが運転するが、眠くなったときや疲れたときだけ全自動運転に切り替えることができる部分的自動運転車と、自動運転の機能はついておらず、緊急安全停止機能、居眠り運転防止機能などの安全サポートが完備されている安全サポート車の２種類の開発・生産へ向かうとする計画を相次いで発表している。
この動きについて、「究極の車しか作らない」がスローガンのアルティメット自動車の京極正宗社長は、「うちは最初から自動運転を目指さず、安全サポート機能だけに特化してきた。自動運転は生きる喜びを奪うものであり、人生をつまらなくする、と前から思っていた。」と話している。
投稿日: 2015/06/11 12:58:38 (JST)
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