投書:「同情するなら、金をくれ」(21才・男性・ハイチ在住)

この投書は、ハイチのポルトープランスに在住の日本の方が現地の方から聞き取り、日本語に翻訳して日本の未来新聞宛てにメールで送っていただいたものです。

「両親はいないし、楽しいことも、生きがいもない。誰にも期待しないで生きてきた。周りもそんなやつらばかりでごみの山を漁っている。この前、変なやつがやってきて、『あなたは、GTPで日本の、幸福度世界順位1万位~1万5000位に位置する、Tsutomu Jimichiさんとカップリングされました。』とか言いだしやがった。じゃあ、俺が世界中でもっとも不幸な人間の最下位から数えて1万位から1万5000位の間にいるってわけだよなあ。俺は不幸って、エライ人が認定してくれたってわけだ。いちいち認定してくれなくなって、馬鹿な俺でもその程度だってことくらいは分かる。

それで、毎日俺のくだらねえ人生の様子がこのTsutomuに逐一知らされ、Tsutomuのハッピーライフの状況がおせっかいにも俺に毎日知らされるってわけだ。

だいたい、誰が俺の人生監視してくれって頼んだんだよ。知らない方がいいことって沢山あるよなあ。俺がTsutomuの幸せを知っても、余計惨めになるだけ。

こんなくだらないことにお金をかけるくらいなら、金をくれ。それだけ。送金先は、ハイチ銀行ポルトープランス支店普●●●●●●●●の、この日本人の口座だ。頼んだぞ。

投稿日: 2015/10/06 16:29:22 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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