タケコプター大会の詳細が明らかに

来る8月31日に開催が決定したタケコプター大会について、主催者のヒロボー企画は次のように発表した。

「瀬戸内海上の小さな島の浜辺を借り切って、競技的な大会を開催します。当日は漁師その他の船の往来を中止してもらうように要請済みです。いくつかの競技がありますが、いずれも競技者は、ヘルメット型のタケコプターを装着して、首からぶら下げた操作盤を片手で操作することになります。操作盤はジョイスティックをイメージしてもらえれば良く、簡単に出来ています。どの競技も制限時間は30分で、ひとり2競技まで登録できます。数人の審査員で厳正に審査します。…」

以下、まとめると、1.釣り、2.オリエンテーリング、3.輪くぐり、4.パン食い競争、5.玉入れ、6.コラボお絵かき、などが予定されている。

釣りは、餌つきの竿を持って参加して、タケコプターで魚を見つけて釣った魚の大きさを競う。オリエンテーリングでは、100mほど沖にいくつか球状のフロートが、数m間隔で準備されている(写真)。フロートの上部には油性絵具で1個1個に異なった色が塗ってある。はだしで浜辺を出発した競技者は、足の裏に最低4色の色をつけて戻ってくる。早く戻ってきた順に順位がつけられる。1回の競技で5人まで参加可能。タケコプターを器用に操作して、目的の位置に着地できるかどうかが勝敗の分かれ目になる。

輪くぐりは、沖にロープで直径5mほどの輪がいくつか用意されている。サーカスの火の輪くぐりの要領で、輪を全部抜けて戻ってくる。こちらは走行時の上下左右の調整力が肝になる。パン食い競争は、沖のいくつかの棒の上に置いてあるパンを1個くわえて戻ってくる。ピンポイントな位置調整力が肝になる。いずれも、戻ってくるまでの時間を競い、30秒おきに別の人がスタート可能。

玉入れは、浜辺で好きなだけの同色の球を抱えてスタートし、沖のかごに投げ入れて戻ってくる。かごは多数あり、ひとつのかごに1個しかカウントされず、多くのかごに球を入れた者が勝ちだが、球をたくさん抱え過ぎて落としてしまうこともありそう。コラボお絵かきは、箒を持って浜辺を出発。沖に5x5m大のキャンパスがひとつ建てかけてあり、その手前に異なった色の絵具の入ったバケツが10個用意してある。好きな色のバケツに箒を入れて、好きに絵を描くが、共同で絵を作り上げていくイメージ。器用に良い色合いを出せれば高得点が得られる。

参加した2競技の合計得点で順位が付けられるという。参加者は全員がぶっつけ本番のタケコプター初体験者となる予定で、タケコプターになじんでもらうのが目的だそうだが、競技の勝ち負けのほうに熱中してしまいそう。

投稿日: 2010/10/26 21:33:36 (JST)

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