2日、皆既日食が北陸から北関東にかけての広い範囲で観測された。新潟県糸魚川市では、中心線の近くに今年6月に建設された「皆既日食公園」に主催者の発表で2万人の人々が集まった。午前10時3分、ダイヤモンドリングを経て皆既日食となると、多くの人から歓声が上がった。東京でも、99%以上欠ける日食となり、多くの人々が空を見上げた。
この日食、当初は皆既日食が見られる地域では雨の予報だった。そこで、8月27日に、国立天文台から気象庁に、気象制御の許可申請が行われた。申請は許可され、今日明け方、小型ロケット2000台が打ち上げられ、雨雲を追い払った。その代わりに、当初晴れの予報だった九州地方に雨が降った。熊本県内の観測イベントに参加した40代の男性は「皆既日食のためなら仕方なかったか」と開き直った様子だった。
次に日本の本土で皆既日食が見られるのは2063年で、青森県や北海道で見られる。
投稿日: 2019/04/14 18:38:02 (JST)
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