新幹線型電気自動車、廉価モデル発売

 日本車輌は14日の鉄道の日に、新型の新幹線型電気自動車「C200」を来月から発売すると発表した。

 一昨年の鉄道の日(10月14日)に発売され、一部マニアの間で熱狂的な人気を得た新幹線型電気自動車”C100”が1000台の限定生産を終えたのが昨年の10月。新車で1500万円という超高価にもかかわらず更にプレミアムがついて現在では2500万円程度で取引されている。

 今回のC200は、このC100の過剰なまでの性能(最高速度300キロ)をデチューンして最高速度を240キロまで下げるなどしてコストを低減し、価格を大幅に下げたもので、新車価格が600万円である。

 外観的には、最新のN800系をモチーフにしていたC100に対して今回のC200では東北新幹線や長野新幹線で使用されていた、E2系(写真)をモチーフとして製作された。E2系の先頭車輌の前端横の流麗なラインが見事に再現されている。

 新幹線用モーターをデチューンした駆動モーターや、新幹線用のホーンを現在の法規に合わせて残響が生じないようにしたホーンなどはC100系とチューニングは異なるが、同仕様となっている。

 あまりにも高価過ぎたC100系に比べて価格が半分以下となった今回のC200。発売前から鉄道マニアを中心に問い合わせが殺到しているが、今月20日に厳正な抽選をハイパーネット上で行い、当選者から順番に購入できることになっている。

 

投稿日: 2013/04/26 14:13:24 (JST)

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