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宇宙空間にミニ太陽系を創出

(英語版より許可を得て翻訳しました。Jade Sylvan氏の記事です。)

スイス・ジュネーブ発---CERN(欧州原子核研究機構:世界最大規模の素粒子物理学の研究所)は、同機構が2015年に打ち上げていた1マイルの長さの宇宙ステーション内に、「ミニ太陽系」を作る計画を発表した。その太陽系は我々のものと同じく8個の惑星を有し(冥王星、残念)、プラズマから形成された1つの「太陽」の周りを周回するという。この新しい太陽系は、量子力学の世界の巨人、ニールス・ボーア(Niels Bohr)にちなんで「Bohria」と名付けられる。

「我々は地球の重力の中に閉じ込められており、このようなことが出来るとは10年前は思いもしなかった」CERNのDrorianightilian博士は言う、「宇宙空間の新しい実験室が、我々に新しい可能性の世界を切り開いたんだ」と。

この新しい太陽系システム自体は、まだおおむね計画中であるが、科学者たちは彼らのBohrian太陽に関する数式ではうまくいく計算になることに興奮している。「Kaluza」と名付けられた小さな太陽は、黒いオリーブのようなもので、今のところ広大な実験室の中央で燃え盛っているにすぎないが、惑星、小惑星、月、ガスなどの形成が待たれ、いずれはBohriaが我々の太陽系と同様に自律したものとなることが期待されている。

CERNがドイツのEMBL分子生物研究所と共同で、Bohrian惑星のどこかに生命を誕生させようとしているとの噂もあるが、笑止だ。実験室は宇宙にあるから、いくらフランスやスイスがそのような噂を基に非難しようとも、この新しい太陽系には国籍は無い。Drorianightilian博士が言うように、「これはみんなのものだ。どこにも国旗は立てられない」。

投稿日: 2010/11/05 20:42:40 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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