JR東海は、国土交通省からの指導に基づき、名古屋以西のリニア新幹線の延長工事を無期限延期することを決めた。
過去に前提としていた日本の経済状況が予想を遥かに下回っていることから国土交通省では、リニア新幹線を新たに作るよりも、同じ資金を従来の新幹線の性能アップに使う方が得策と考えたという。
従来の新幹線は、JR東海の管轄する東海道新幹線において来年には営業最高速度390キロを実現できる見通しとなっており、名古屋以西のリニア新幹線が完成する予定だった2045年には時速450キロが達成される見込みとなっており、最高速度５００キロのリニア新幹線を多額の出費によって作るよりも、従来の新幹線の性能アップを図る方が合理的だという議論が現在の大勢となっていた。
投稿日: 2011/01/20 22:58:24 (JST)
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