独身証明書:世田谷区の試み

 世田谷区は1日、来年2月から同区の住民のうち、18歳以上の独男女に対して独身証明書を申請により発行することを決めた。

 独身証明書は、戸籍謄本などで独身であることを証明した者にだけ発行されるもので、デザインは運転免許証と似ており、写真付きとなっている。

 同区では、男女のどちらか一方が既婚者である不倫が少子化の一因となっており、相手が既婚者か独身者かを見分ける公的手段が必要であるとして今回の独身証明書を発行することにしたという。

 既に民間で流行している独身マークに加えて、公的な証明が簡易にできる独身証明書によって、更に容易に既婚と独身の区別ができるようになり、独身者を装って独身者を誘惑する既婚者の行動を抑制する計画である。

 震災以来、自粛ムードの中、結婚式をキャンセルするカップルが相次ぎ、経済的外部環境悪化により結婚をあきらめる男女が増える中、日本の少子化対策は正念場を迎えており、世田谷区の試みは不倫を抑制することで独身者同士の出会いを促進するという若干間接的ながら有効な手段として注目されている。

 世田谷区の今回の試みに対しては、他の区、及び全国の各市町村においても追従の動きがある。

投稿日: 2011/04/02 02:23:50 (JST)

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