「おもろい家電」専門:ヲシモト電器、誕生

 ヲシモトエンターテイメントの子会社で、「おもろい家電」を取り扱う新会社、「ヲシモト電器」が1日、設立された。

 新会社の社長には、鋭(えい)電気前副社長の鳥山天明(とりやまてんめい)氏が就任する。同社のキャッチコピーは、”Smile Everywhere”(どこでもスマイルを)と決定された。

 同社長は、「家電のことを家電の世界の人間が考える時代はもう過ぎた。これからの消費者が求める、面白い家電を作るには、面白い人間が作る必要がある。つまらない人間がどうして面白い物を作れるのか?私は前職のときから、ずっとそういうことを言ってきたが、誰も聞き入れなかった。今回は真正面から面白い家電を作るためにこの会社をやることにした。面白いことについてのプロフェッショナルであり、私たちの従業員である元お笑いの方々の能力は私が想像していた以上のものだった。まったくもって、並みじゃない。」と話している。

 同社長の話では、第一弾は「開くたびに最新ギャグ、元気になる言葉、気持ちが温かくなる言葉などを言う冷蔵庫」だそうだ。どのような商品になるのか、今から楽しみである。現在、4人のお笑い芸人出身の企画担当者がひざ詰めで企画を練っているということだ。企画が固まり次第、技術部の方で設計し、台湾の提携工場で組み立てるという。発売は早ければ今年の秋になる予定。

 お笑い評論家の伊達雅彦氏は、「これまで、ほとんどのお笑い芸人というのは非常に短い時間で入れ替わってきたため、お笑いを通じて培ったネタ作り能力を生かす場所がなかった。お笑いのネタを作るというのは、毎日公案を解くような世界であり、何年も続けた場合普通の人よりも遥かに高い能力を持つようになる。面白い家電についてのアイデアを出せるうってつけの人材だ。今回のような会社があれば、これらの能力を十分生かすことができるし、いまだに閉塞状況にある日本の家電業界を変えることができるはずだ。」と述べている。

投稿日: 2013/01/07 15:48:02 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

面白いですね!!ワクワク。次に買う冷蔵庫はこれかな(*´▽`*)

日プレ (日付:

ありがとうございます。デザインも面白くしたいところですね、この冷蔵庫。

オラクル (日付:

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