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小池都知事、満員電車ゼロに向けて方策を公募へ

 この夏は猛暑が続き、都心では通勤ラッシュが暑さやストレスに輪をかける毎日が続いた。小池都政は1年余りが過ぎ、都議会との対立や東京オリンピック準備問題などもあらかた落としどころが得られ、ひとまずは安定した都政が運営されている。ところで、小池氏は都知事選での公約で、「東京の満員電車をなくす」ということを掲げていた。この公約は、当初は2階建て車両の導入が検討されてきたが、その後、現実的ではないと却下されたいきさつがある。ここへきて昨日、都知事は東京都政策企画局を通して、満員電車をなくすための方策を、懸賞金をつけて広く公募すると発表した。

 同発表の内容としては、今秋の9月~11月に同企画局へメールや郵送で「満員電車ゼロ案」を応募してもらい、その中から12月に対象を選び、新規性や進歩性があり、実現可能なアイデアには、最大で300万円の懸賞金を授与すると発表した。小池都知事は、「我が国は明治維新の五箇条の御誓文の第一の条文に『広く会議を興し、万機公論に決すべし』とあるように、困難な状況でも国民の知恵を集めて施策を切り開いてきた歴史がある。今回の満員電車ゼロ案を通して、民間からのアイデアを信頼し、良いものを採用していく気風を促していきたい」と胸を張る。

投稿日: 2016/08/26 18:12:13 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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